2時間目にセカンドステップの9回目が行われました。子どもたちもセカンドステップの授業に、ずいぶん慣れてきたようです。今日のテーマは『イライラしたとき』です。
行動目標として、
・おなかに手を当てて「止まれ」と言う。
・「私は◯◯気持ち」と、自分の気持ちを言葉にする。
・深呼吸をする。という「落ち着くステップ」を行うことができる。
感情には、強弱があります。我慢できなくなったとき、それを言葉にしてみると、感情の高ぶりを弱められることがあります。今回は、イライラして冷静さを失っているときに、自分で落ち着かせる方法を学びました。このスキルを学ぶと、押さえられない強い感情をうまく扱えるようになるという研究結果もあります。ただし、お子さんによっては、こういったことが原因で余計にイライラすることもあります。先に深呼吸したり、数を数えたり、その場から離れたりするなど、一つのパターンにこだわらず、その子なりの落ち着く方法を見つけてあげられるといいと思います。子どもがイライラしているときは、「◯◯だったからイライラした気持ちになっているのね」など、自分の行為と気持ちを結びつけて伝えることができるといいですね。