6月に植えた稲がぐんぐん成長して、金色になった田んぼに行ってきました。
9月にかかしを立ててから、ずっと子どもたちが楽しみにしていた稲刈りです。
まずは、米作りボランティアの講師の方から、かかしがとても役に立ったとほめていただきました。スズメが近づいてくることがほとんどなく、たくさんお米ができたとおっしゃっていました。
それから、稲の刈り方を教えていただきました。
さあ刈るぞ!と意気込んで田んぼにおりていくと、なんと地面がぬかるんでいて、田植えを思い出すようでした。すでに刈ってある稲のくきを踏みつけて、転ばないように歩きました。
子どもたちは3~5人のグループに分かれて、鎌で刈る→稲束を受け取る→まとめてひもでしばる→はさのところまで運ぶ、を交代しながら行いました。
最初は「切れない!」「ひもがゆるい!」「ほどけちゃったからやり直しだ!」など、大苦戦。
ですが、ボランティアの方が丁寧に教えてくださり、子どもたちはコツをつかんでだんだん早く作業ができるようになりました。その様子を見て、ボランティアの方が「いいね!」「上手にできてる」とほめてくださいました。途中、夢中になって作業をしていて、ぬかるみに足をとられて動けなくなってしまったこともありました。
そんなハプニングも乗り越え、3時間目にさしかかるあたりですべての稲を刈り取り、はさがけまで完了することができました。
こんなに早く終わるのは初めてで、ボランティアの方から「稲刈りが上手!」とほめられました。
はさがけをした稲はしばらく天日干しをしてから、もみとわらに分ける脱穀をします。 いい天気が続き、脱穀ができるようになるまで、かかしにはもうひとがんばりしてもらうことになりました。 かかしさん、最後までわたしたちのお米を守ってね! 米作りは多くのボランティアの方に支えていただき、助けていただいています。
本当にありがとうございました。またよろしくお願いします。