「友情の塔の日」の会

59年前の今日,この地方を伊勢湾台風が襲いました。毎年,名和小学校では,9月26日に伊勢湾台風で亡くなった方々への慰霊祭として「友情の塔の日」の会が行われています。「友情の塔」とは,伊勢湾台風によって尊い命を失った当時の名和小学校の児童25名,上野中学校の生徒4名,合計29名の児童・生徒の慰霊の塔です。

本年度より,緑陽小学校もこの会に参加することになりました。この伊勢湾台風で亡くなった児童のうちのほとんどが今の緑陽小学校の校区に住んでいました。

緑陽小学校では,この会に向けて,献花の型として全校で千羽鶴の作成に取り組みました。そして,本日,児童代表2名がこの会に千羽鶴をもって参加しました。

 

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▲ 各学級で取り組んだ折り鶴を千羽鶴にしました。緑陽小の子ども達の気持ちがこめ

 られています。

 

児童代表あいさつでは,「今を一生懸命生きて,緑陽小学校と名和小学校のみなさんで互いに手を取り合い,協力していくことが大切。また,日頃から防災対策をしていくことが重要」と話をしました。

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▲ 緑陽小学校児童代表の挨拶です。

 

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 ▲ 「友情の塔」への献花です。緑陽小学校は,千羽鶴を供えました。

 

災害の恐ろしさ,命の尊さ,友情の大切さを考え,伊勢湾台風の教訓を生かしていくことが大切ですね。