２７日（金）の午後に、４年生の総合的な学習の時間に取り組んでいる「米作りにトライ！」で，脱穀体験を行いました。
始めに，坂さん夫妻から脱穀についてのお話をしていただきました。先週の台風２１号で，はさ（刈り取った稲を干すために，木を組んだもの）が倒れてしまったようです。しかし，坂さん夫妻がこれを直して下さったとのことでした。
次に，はさに干してある稲を，子どもたちがハーベスターという機械まで，大切に運びました。脱穀は，１時間もかからずに終えることができました。はさにかけた稲は例年より少なかったそうですが，脱穀した籾は４袋と例年並みの量になったそうです。それは，１粒の米が栄養を含んで丸々と成長できたからだろうとのことでした。
これまで坂さんの田んぼでは，田植え，稲刈り，かかし立ての主な作業を体験させていただき，今回の脱穀で最後になりました。子どもたちは楽しい作業ばかりやらせてもらいましたが，実際は害虫や害鳥，雑草など，日々世話をしなくてはならない大変な仕事であることが分かりました。また，今回のように，日照不足や台風などにも左右され，人間の思い通りにならない，自然と上手くつきあっていかなければならない仕事であることも知りました。
半年にわたり，こんな貴重な体験をさせて下さった坂さん夫妻，そしてチーム緑陽の方々に心から感謝しています。
次回は１２月のしめ縄体験です。そして，２月にはお世話になった方々や保護者の皆さんをお招きして感謝祭を行います。今までお世話になった皆さんに感謝の気持ちが伝えられるように，これから計画準備をしていきます。
