そろばんの歴史

小学校3年生と4年生の算数科では,そろばんの学習があります。習い事で教えてもらっている児童のみなさんも多いと思います。

写真は,明治時代の後期に使われていたそろばんです。現在,使われているそろばんと比べると,玉が多いのがわかります。5玉が2つ,1玉が5つありますね。また,よく見ると定位点もありません。

 

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みなさんが学習している算数も,最初からあるものではなく,長い歴史の中で発展を続けて,今があります。

そろばんもその一つです。そろばんの原型は,約5000年前の古代文明において,土や砂の上に線をひき,そこに小石を置き,計算していたといわれています。その後,長い年月をかけて,そろばんが日本に伝わり,発展しました。

学習している内容の起源をたどるのもおもしろいですね。