今日の給食

今日は、平成28年度最後の給食です。

東海市は、平成19年3月24日に岩手県釜石市姉妹都市になりました。今日は、岩手県の郷土料理の「ひっつみ汁」と特産品の「すき昆布」がメニューに取り入れられています。「ひっつみ」は、小麦粉を耳たぶくらいの柔らかさになるまで水でこね、2時間ほどおいたものをひっつまんで鍋に入れることから、この名前が名付けられました。「ひっつまんで」とは、「ひきちぎって」という意味の方言です。昔は米を節約するために主食として、また農作業中の合間に食べられていました。「すき昆布」は、昆布をゆでてから細く切り、ぬめりを取ってから、平らに干したものです。今日は、ジャガイモやはんぺんとの炒め煮になっています。厳しい寒さと戦いながら、家族の健康を願い、その土地に暮らす人々の知恵と工夫によって受け継がれてきたんですね。

今日のメニューは、ご飯・牛乳・ひっつみ汁・鮭のごま味噌かけ・すき昆布の炒め煮・ヨーグルトです。

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