14日(水)に、はさがけしていた稲の脱穀をしに、田んぼへ行きました。
脱穀とは、稲の束をもみとわらに分ける作業です。
もみは、いわゆるお米の部分とそれを覆う殻の部分を言います。わらは、それ以外の茎や葉の部分です。
昔は手作業や、千歯こきを使って大変時間をかけて行っていました。
現在では、便利な機械があるのでそれを使いました。
ジャジャーン!これが、脱穀機です。
回転する機械の歯と、風の力で分かれたもみが袋の中に入る仕組みになっています。
子どもたちは、脱穀機のある場所まで稲束を運ぶのをお手伝いしました。
そして、わらになった稲束に、もみがついていないか細かく確かめました。
一粒でも大切なお米が残っているともったいないので、目を皿のようにしてチェックをしました。
すべての稲束が脱穀できるまで全員で協力して繰り返していきました。
脱穀をしたもみが左側です。これが3袋以上できました。
子どもたちは「おもちがたくさん食べられる?!」と期待を膨らませました。
わらもこんなにたくさん。このうち、3分の1をしめ縄作りのために学校に持ち帰り、3分の2は田んぼでの冬の備え等に使っていただきます。
これで、田植え・かかし立て・稲刈り・脱穀と、4回の田んぼでの活動が終わりました。大変お世話になった田んぼにお礼を言って、学校へ戻りました。
脱穀したもみは、ライスセンターで精米をして、白米になります。
そして、12月になったら、老人会の方に教えていただきながら、わらから正月飾りのしめ縄作りをします。
多くの方に支えられて、この後も4年生は活動していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。