今日は、知多教育事務所と東海市教育委員会から指導主事が名和中学校を訪問し、授業や子どもたちの様子についてみてもらう「学校訪問」が行われています。これは、知多管内すべての小中学校で行われます。緑陽小学校は、10月11日(火)に予定されています。緑陽小学校出身の子どもたちも、いつも以上に緊張して授業に取り組んでいました。
セカンドステップ 9回目
2時間目にセカンドステップの9回目が行われました。子どもたちもセカンドステップの授業に、ずいぶん慣れてきたようです。今日のテーマは『イライラしたとき』です。
行動目標として、
・おなかに手を当てて「止まれ」と言う。
・「私は◯◯気持ち」と、自分の気持ちを言葉にする。
・深呼吸をする。という「落ち着くステップ」を行うことができる。
感情には、強弱があります。我慢できなくなったとき、それを言葉にしてみると、感情の高ぶりを弱められることがあります。今回は、イライラして冷静さを失っているときに、自分で落ち着かせる方法を学びました。このスキルを学ぶと、押さえられない強い感情をうまく扱えるようになるという研究結果もあります。ただし、お子さんによっては、こういったことが原因で余計にイライラすることもあります。先に深呼吸したり、数を数えたり、その場から離れたりするなど、一つのパターンにこだわらず、その子なりの落ち着く方法を見つけてあげられるといいと思います。子どもがイライラしているときは、「◯◯だったからイライラした気持ちになっているのね」など、自分の行為と気持ちを結びつけて伝えることができるといいですね。
手つなぎおに 児童会
昼放課に、児童会主催の「手つなぎおに」が行われました。緑陽小学校のほとんどの児童が参加していました。子どもたちは歓声を上げて楽しんでいましたが、あまりの人数の多さに、けがが心配でした。やはり、おでこをぶつけて保冷剤を保健室にもらいに行く児童がいました。児童会役員は、みんなが教室に帰った後も反省会をしていました。次回からは、安全に実施していこうね。
ハート
Yahooニュースに、こんな記事が掲載されていました。
小学5年の熊本さん、迷子おんぶし駐在所まで1km歩く
4歳女児は背中ですやすや
佐賀新聞 9月23日(金)10時54分配信
「ちょっとでも安心できるように」
佐賀県鹿島市の能古見小5年の熊本眞子(まこ)さん(11)は、迷子になっていた女児(4)をおんぶし、約1キロ離れた駐在所まで歩いて保護した。家族とはぐれていた女児を「ちょっとでも安心できるように」と気遣った熊本さんに、鹿島署は感謝状を贈った。
熊本さんは今月10日午後3時ごろ、鹿島市山浦の自宅近くの道路で、近所では見掛けない4歳の女児を見つけた。声を掛けたところ迷子と分かったが、自宅には家族が不在だったこともあり、女児をおぶって駐在所を目指した。
駐在所も警察官が出払っており、熊本さんは近くの事務所の電話を借りて鹿島署に連絡した。女児は市外から親戚宅に遊びに来ていて、兄たちと遊んでいた際にはぐれたといい、無事に家族のもとに帰った。
感謝状の贈呈式は21日、能古見小であり、深海浩介署長が熊本さんに手渡した。深海署長は全校児童に「感動した。上級生は下級生を思いやる心を持って」と呼び掛けた。
道中、女児は熊本さんの背中で安心したのか、すやすやと眠っていたという。熊本さんは「将来は学校の先生になりたい」と話している。
緑陽小学校の子どもたちにも、年下の子どもたちをかわいがる思いやりのある心を育てていきたいです。